会社の代表として『社史制作』に携わることで、「人脈が広がる」「組織の一員としての自覚が高まる」「大きな達成感がある」など、社史づくりを通じて責任の重さと引き換えに、さまざまな喜びを実感することができます。
そこで今回は、はじめての社史づくりに挑もうとされているビギナーの方向けに、「
豊富なバリエーションを活かした読まれる社史づくり」について色々と紹介させていただきます。
社史づくりに活かせる豊富なバリエーション
「社史」は、創立5周年、10周年、50周年、100周年など、大きな節目の年を迎えたときに制作されるもので、最近では昔ながらの書籍タイプに限らず、さまざまなタイプの社史が制作されています。そこでまずは、魅力あふれる社史を制作するために知っておきたい「社史の豊富なバリエーション」や、タイプそれぞれの「社史づくりのポイント」について簡単に紹介します。
これまでも今も、社史と言えばページがいくつも厚く重なった「
書籍タイプ」をイメージされる方が多いのではないでしょうか。昔は今のように社史を外部に見せるためでなく、企業の歴史を保存することを目的に制作された社史が一般的であったため、このような重厚な書籍タイプの社史が多く見られました。ただし、一口に書籍タイプといっても、現在は見せることを目的に「新聞」や「雑誌」、あるいはストーリー仕立てで書かれた「小説」や「漫画」のように、読みたくなる工夫を加えた社史を選択される企業も増えています。
<書籍タイプの社史づくりポイント>
・百科事典タイプは社内共通の辞書として活用できる
・年表やテーマ別で分冊すると使いやすい
・活字だけでなく写真やイラストを多用する
・感情移入を狙ったストーリー仕立てにする
・気軽に手に取って読みやすい冊子を作る
時代の変化と共に、社史のかたちも大きく変貌を遂げてきました。その一つが「
電子媒体タイプ」の社史です。CGなどを使って作成した映像やインタビュー動画などをDVDなどに収録して、テキストや写真だけでは伝わりにくい情報を“視覚”と“聴覚”に直接訴える効果が期待できる社史です。書籍としてテキストに起こせば読む作業だけでも時間がかかってしまう社史もありますが、映像を駆使することで、より短時間で内容をコンパクトにまとめて伝えることができます。また、DVDという電子媒体に収録する社史であることから、運びやすく、社外の方にも配りやすくPR動画としても活用することができます。
ただし、映像に含められる情報には限りがあるため、企業の歴史などの詳細な情報は書籍タイプの社史にまとめた上で、便利ツールとして映像タイプの社史を活用することをおすすめします。
<映像タイプの社史づくりポイント>
・企業の変換をコンパクトにまとめる
・インタビュー動画や現場のリアルな様子を撮影する
・書籍タイプといっしょに作って情報を補足する
・映像はPRやイベントなどでも活用できる
・ドキュメンタリー形式で演出する
パソコン、スマートフォン、インターネットの普及に伴い、社史のバリエーションにも新しいタイプが加わりました。それが、「WEBタイプ」の社史です。WEBサイトタイプの社史の特徴は、何といっても「いつでも・どこからでも閲覧できる」ということです。
書籍や電子媒体のようにページ数や容量などの制限がないため、必要に応じてさまざまな情報を追加することができます。また、WEBタイプ社史には、視覚や聴覚にダイレクトに訴えかける動画などを表現の一つとして加えることができます。
かつての社史と言えば、企業の歴史書を未来に残すことを目的に分厚い書籍が制作されることが一般的でしたが、社史を外部の方に見せることを目的とした場合は、世界中どこからでも閲覧できるWEBタイプの社史づくりをおすすめします。
<WEBタイプの社史づくりポイント>
・テキストや映像など多彩な見せ方で工夫を凝らす
・世界中に情報を発信する
・企業紹介やPRに活用する
・最新情報を随時更新する
・閲覧者が見やすいサイト構造を心がける
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